shioritzの美味しい日々

40代独身。自由気ままな毎日を、自由気ままに綴ります。美味しい楽しいいろんなこと、お楽しみ~。

年末年始の食べ物の風習 @長野県山形村

地方の風習。

特にお雑煮については、ちょっと地域が変わるだけで全然違ったり。

年末年始の風習は、特に地域によって違いがありますよね。

 

みそかの夕飯については、

北海道に住んでいた時は、おせち料理を食べると聞いて、ビックリしたのを覚えています。

だって、おせち料理はお正月に食べるものだと思っていた。

なんで~!フライングだよ~!

でも、意外とおせちフライング地域、たくさんあるみたいですよね。

 

さて、ものすごくピンポイントだけど、長野県の松本市の隣にある山形村という小さな村。

ここが父の実家ですが、こちらの地域の年末年始の食べ物の風習をご紹介しましょう。

 

海もなく、山間の小さな村は昔むかしは流通が悪く、魚やお肉が簡単に手に入る地域ではありませんでした。

 

そんな山形村の食の風習

  1.  大みそかの夕飯「お年取り」
  2. 年越しそばのタイミング
  3. 元日の朝の前に
  4. 元日の朝ごはん
  5. 1月2日の朝ごはん

 

 

1.大みそかの夕飯は「お年取り」

ここでいただくのは、ブリ照りとけんちん汁

理由はわかりませんが、ブリに至っては、スーパーの売り場では魚のコーナーは

ほとんどブリで埋め尽くされている。

しかも、すごい高いっ!

日本で一番高いと思う(笑)

確かに大きいけど、2切れで2000円越えとかだったかな。

でも、黒山の人だかりなのです。

あと、ちくわのコーナーも混んでる(笑)けんちん汁用ね。

さすがに高くはないけど。


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2.年越しそばのタイミング

これは、うちだけの問題かな。

いつ食べます?

中国地方の母の実家では、大みそかのお夕飯が年越しそばだそうです。

 

我が家では、年を越しながら食べます。

ちなみに、家で手打ちします。これは、父母の趣味だけど。

毎年腕を上げてくれているので、おいしいおそばが食べられますよ。


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話が逸れました。

年を越しながらなので、毎年「ゆく年くる年」を見ながら食べて、

各地の除夜の鐘を聴きながら。

NHKのアナウンサーと一緒に「あけましておめでとうございます。」です。

 

 


3.元日の朝の前に

これはこの土地限定の風習ではないかな。

朝、全員集まってお茶を飲みます。

お節のように、食べ物に込められた願いがあって、5種類をみんなで食べます。

①お茶

②くり

③せんべい

④柿

⑤豆

 

意味が覚えられないのですが、

「くりくりとよく働く」とか「マメに過ごす」とかそういう。

意味もわからず、毎年律儀に行っている。

ちなみに、父の兄弟三人でやってるのは我が家だけ(笑)

父のお姉さんが説明はしてくれて、内容の継承はしてくれるものの、

お姉さんの家では、「誰も起きてこない」とのことで出来ないらしい(笑)

 


4.元日の朝ごはん

3のお茶の時間が終わるとお節とお雑煮。

山奥の地区なので、お雑煮に新鮮なものが入りません。

具は…

四角い切り餅の焼いたやつ

人参

大根

ちくわ

こんぶ

ねぎ

 

で、こうなる。


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お醤油味です。

ちくわでたんぱく質を取ってたんだね。

何にでもちくわ(笑)

 

 

5.1月2日の朝ごはん
 これは、札幌の時は3日に食べることになってました。

 

とろろごはん。

山形村では、イモ汁。

 

2日の朝御飯はイモ汁です。

 

札幌に行って、地域の風習ってこんなにも違うのっ!って思ったけど、

もっと違うこといっぱいあるんだろうなー。

いろんな地方のお雑煮を食べてみたいです。


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おまけの我が家の今年のお節。

冷蔵庫が混んでいて入らないので、

黒豆を外の物置に保管してたら、凍りました。

なので、氷乗せ(笑)